“世界で戦う”選手の背中を見て
リーグ戦、カップ戦と、出場機会を得て着実に結果を残している下吉選手ですが、「途中出場で終わってしまうのは悔しいので、練習からアピールしてスタメンを狙いたい」と意気込みます。一方、課題と捉えている守備面については…

下吉優衣選手(19)
「ボール際を強くいくこと、戻るべきところをしっかり戻ることなど、やるべきことを先輩たちから学び、自分のものにしていきたい」
プロの世界での出場機会を伺う藤原選手は、「いつどんな形でチャンスが巡ってくるかわからないので、その一瞬のために日々の練習から強い気持ちを持って取り組むことが大事」と話します 。
世界の舞台で活躍した選手が多く在籍するアルビレックス新潟レディース。下吉選手は同じポジションでプレーする杉田亜未選手の名前を挙げ、「展開力やボール奪取など、学びたいプレーがたくさんある」と目を輝かせます。
一方、藤原選手は「川澄奈穂美選手から多くを学びたい」と話します。

藤原凛音選手(18)
「守備の立ち位置や、攻撃のタイミングなど、予測と判断に優れた川澄選手のプレーは非常に勉強になります」
高校時代との強度の違いを実感しながらも、「お手本となるような先輩方のプレーから日々学び、試行錯誤しながら成長していきたい」と前向きです。
高校時代、同じチームでプレーした2人が、再び新潟の地で出会い、成長する―
アルビレックス新潟レディースの未来を担う2人の成長と活躍から、今後も目が離せません。
アルビレックス新潟レディースは30日午後1時から、ホーム・デンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)でノジマステラ神奈川相模原と対戦します。
