プロの世界で更に深まる絆

高校総体(インターハイ)や全日本高校女子サッカー選手権など、数々の舞台で共に戦ってきた2人は、WEリーガーとして再び同じチームでスタートを切りました。

下吉優衣選手(左)と藤原凛音選手(右)

藤原選手にとって、下吉選手は高校時代から変わらず頼れる先輩であり、その活躍は大きな刺激となっているようです。

藤原凛音選手(18)
「下吉選手は攻撃の起点となっていて、大事な時に点を決めているイメージがあります」

一方、下吉選手は去年9月に行われた『WEリーグ クラシエカップ』マイナビ仙台レディース戦での鮮やかなゴールや、3月に行われた『SOMPO WEリーグ』セレッソ大阪ヤンマーレディース戦での決勝ゴールなど、大事な場面での得点を決める印象があります。

重要な局面での得点もあった下吉優衣選手(19)

3月のリーグ戦でのゴールを、下吉選手は「交代で出場し、時間がない中でポジションに関係なくチャンスがあれば前に行こうと思ったことが、たまたま得点に繋がった」と語ります。

下吉選手の冷静さとチャンスを確実にものにする決定力は、チームにとって大きな力となっています 。そんな先輩の姿を見て、藤原選手は「早く出場し活躍したい」と力を込めます。