今回の選挙の一番の争点について聞いた出口調査の結果では、3割から4割が『政治とカネの問題』と回答。

さらに、新潟県内の5つの小選挙区の全てで、自民党支持層の2割が立憲民主党の候補に流れていました。

加えて投票4日前には、“非公認”候補が代表を務める自民党支部に「党勢拡大活動費」として党本部から振り込まれていたという『2000万円問題』も明らかになり、ダメ押しとなりました。
【自民党 楡井辰雄 新潟県議】
「すごい台風の逆風じゃないですか」
「とどめはやっぱり、あの2000万円だろうね。あの2000万円で自民党員の人が『駄目だこりゃ』と」

【自民党 細田健一氏(新潟2区落選)】
「政治とカネの問題が争点化してしまったので、政権担当能力があるのがどちらかとか、新潟のいろいろな課題の解決には何が必要か、というような議論がほとんど行われない選挙だったんじゃないか」

【自民党 高鳥修一氏(新潟5区落選)】
「“裏金”という言葉のレッテル貼り、これは非常に厳しい選挙であったと…」

自民党は新潟県内5つの小選挙区で全敗。
わずか一人が比例復活するにとどまりました。