新潟県の上越地方を中心とした旧新潟6区に、中越地方の魚沼地域が新たに加わった新『新潟5区』。
立憲民主党と自民党の現職による4度目の対決になる見通しですが、2人とも“逆風”の中での選挙戦となりそうです。
糸魚川市を地盤としつつ、前回は小選挙区に敗れ比例で復活した自民党の現職・高鳥修一衆議院議員は今回の選挙戦に臨むにあたり、ある懸念があります。
「有権者の皆様に大変な政治不信、そしてご心配をかけたことを心からお詫び申し上げます」(2月のコメント)
自民党派閥の「政治とカネの問題」です。

安倍派に所属していた高鳥さんは、2018年からの5年間、派閥からのキックバック544万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、党から「戒告」処分を受け、自民党新潟県連の会長も退きました。
「私の場合は不記載はありましたけども、全て事務所の経費として領収書がある。そして使途不明金、何に使ったのか分からないお金というのは一切ないので、そういう意味では裏金議員ではないと思っています。そこはしっかりとご理解いただけると思っています」