夏の日差しによる「日焼け」について考えます。
と言っても、肌の日焼けではありません。
『“目の”日焼け』です。

話を聞いたのは、松田眼科医院(新潟市中央区)の松田英伸院長です。
紫外線の強いこの時期、『目の日焼け』に注意するよう呼び掛けています。

「日中に日焼けをして、夜ごろに痛みが出てくることが多いので、夜間に症状が強くなることが特徴の一つです」

目に入った紫外線は黒目を覆う角膜とレンズの役割を担う水晶体がほとんど吸収してしまいます。
そのため、目の痛みやかすみ、充血などの症状が出る角膜炎や水晶体が濁る白内障のリスクが高まるということです。
また白目に紫外線が当たると結膜が炎症を起こすこともあります。