新潟県内の中山間地域の一部では田植えができないような水不足となっていて、コメ農家から切実な声が上がっています。

新潟県長岡市の西中野俣地区で農業法人を営む金内一幸さん(64歳)は今の時期、田植えの前に田んぼに水を張って土を耕す『代かき』に追われています。
しかし今年は“水不足”に悩んでいます。
【農業法人杜々 金内一幸代表取締役】
「湧き水も細いし、上のため池からの水も細いし…。本当に田植えできるかなって、今悩んでいるところ」
金内さんの田んぼでは例年、ため池の水や山からの湧き水を利用して代かきを行っています。

しかし今年は、湧き水をためる貯水池の水量は例年の半分以下。
冬の少雪と春以降の雨が少なかったことで水が足りず、田植えが出来ない田んぼが出てきているそうです。
こうした状況を受けて長岡市では、24日に支援策を発表しました。