防災士が実際に用意した「持ち出し品」は…
日本防災士会新潟県支部の青柳麻紀さんは、ポンチョ・ペーパー歯ブラシ・缶詰など、合わせて8kgほどの防災用品を用意していました。
実際に3日間、自宅や雪山で過ごしてみて、本当に必要なものをそろえたそうです。

まず大事なものは?
「人に借りられないものです」
「例えば、コンタクトレンズとかお薬とか、入れ歯、歯ブラシ、パンツとか下着とかですね」
また、持ち出し品は“自分で持って”運べる重さで作らなければいけません。
「一日1人、飲み水と手洗い水と含めて3リットルが必要といわれますが、3日分だと、袋にパンパンに詰めてでも足りないくらいになっちゃうので、その場合は3~4本でいいかな、と自分で決めていく」
非常食は…
「温めずに食べられるレトルト。実際に私も食べて美味しかったです」
「非常用持ち出し袋の中には、だいたい三食分いれておく」
そして、リュックへの詰め方にもポイントがあります。

「重いものを底に入れてしまうと、背負う時に後ろに体を持っていかれちゃう」