「私があるようで、ない」“自分たちで考える戦い方”でタイトル奪取を
アルビレディースには今季から橋川和晃監督が就任。「本気でトップ3を目指す」という戦いが始まりました。
WEリーグカップは準優勝となり、リーグ戦も3位につけるなど、『日テレ・東京ヴェルディベレーザ』、『INAC神戸レオネッサ』、そして『三菱重工浦和レッズレディース』という過去に日本一に輝いたこともある強豪に、ここまでは互角の戦いを見せています。
杉田選手は今季からアルビレディースを率いる指揮官の戦い方について「私があるようで、ない」と表現します。
「橋川監督も『型にはめたくない』とおっしゃってますし、チームとしても形にこだわらないというか、選手自身が考えて、それぞれがコミュニケーションをとったりして、合わせていくっていうシーン。それで、とても良さが出てるのかなと思います。だからこそ現状で、うまくいくときもあれば、いかないときも出てくることがあると思うので、リスクは突き詰めていけたらと思います」
WEリーグの23‐24シーズンは5月末まで、残り3か月で15試合を戦います。
「さらに上を目指せる状況でタイトルを目指せる位置にいるので、本気で目指していきたい」と話す杉田選手。アルビレディース史上初のタイトル獲得に向けて、自身としてもチームとしても「得点について、もっとゴールに向かうプレーを増やしたい」と意気込みます。

「今シーズン、カップ戦はあと一歩のところでタイトルを逃して、その戦いがタイトルをより意識させたというか、本当にとても身近な目標になりました。あの悔しさは忘れないですし、タイトルを取りに行くなら残された公式戦はリーグ戦しかないので。めぐさんとか、新潟にいる選手だったり、タイトルへの想いがもっと強い選手がたくさんいると思うんですけど、その選手に負けないぐらい自分自身も強い思いを持って新潟にきたので、やり切りたいです」










