厳しいときも、いつも支えになった『クラブのTシャツ』

このシャツに輝く4つの「星」。それは全国大会を制覇した歴代4人の選手を表現していました。憧れの存在と同じクラブで競い合っているうちにある思いが強くなっていきました。

野辺地ジュニアレスリングクラブ 小学6年生 島谷幸実さん(2023年3月取材)
「体力や技を身につけて試合の最後まで自分の力を出せたら5つ目の星になれると思う」

迎えた小学生では最後の全国大会。決勝の相手は2023年に敗れたライバルです。

試合は終盤まで互いに無得点の緊迫した展開となるなか、島谷さんが勝利への執念を見せます。

野辺地ジュニアレスリングクラブ 小学6年生 島谷幸実さん
「久しぶりの大会ですごく緊張していたのですが、チームメイトがいたから気持ちが楽になって、ここで優勝したいなと思いました」

悲願の全国優勝を果たした島谷さん。クラブの「5つ目の星」になったことで、さらなる夢が見えてきたといいます。

野辺地ジュニアレスリングクラブ 小学6年生 島谷幸実さん
「世界の星を目指してレスリングで活躍できる選手になりたいです」

島谷さんは、純粋な思いを力に変えて野辺地から世界へ強い光を放とうとしています。