県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーは、つがる市出身の俳優 生田俊平。
2023年に放送されたTBS日曜劇場「下克上球児」で楡伸次郎役を演じた生田。
その幼少期は、好奇心旺盛で元気いっぱいだが、大人も手を焼くほどの感情の波のある子供だった。

生田
「通信簿ってあるじゃないですか。それで、元気な時はクラスを明るくしてくれるけど機嫌が悪いとクラスのテンションも下がってしまうのでそこをどうにかしてくれないかと、よく書かれていました」

ソフトボール部に好きな女の子がいて…
器用に何でもスポーツをこなしていた生田だったが、隣のソフトボール部に好きな女の子がいたことで野球部に入ることに。
生田
「ちょうどソフト部に好きな子がいて、野球部入ったらソフト部の好きな子に絡めるんじゃないかっていう部分もありつつ野球を始めたところ、やっぱ走攻守ってやることが多くて、これは面白いってなって思って…」
野球にのめり込んだ生田は、スポーツ強豪校の青森山田高等学校に入学。全国から実力のある選手が集まった野球部で甲子園出場を果たした。
しかし、スタメンではなかった。それが生田を大きく成長させた。
