2024年3月に青森県内の中学校を卒業する生徒の県立高校の志望倍率は、全日制で0.94倍となり、この時期としては1975年の統計開始以降、過去最低となった。
県教育委員会は、来年3月に卒業する県内の中学生を対象とした進路志望状況について、第2次調査の結果(12月12日時点)を9日公表した。それによりますと、全日制の県立高校の平均志望倍率は0.94倍(前年同時期比±0)で、2年連続で過去最低となり、4年連続で1.00を下回り定員割れとなった。
全日制で最も志望倍率が高かったのは▽弘前実業高校 家庭科学1.48▽青森高校 普通1.43▽青森南高校 普通1.43など。一方で最も志望倍率の低かったのは▼柏木農業高校 環境工学0.23▼浪岡高校 普通0.31▼名久井農業高校 環境システム0.37など。
また、私立高校は過去最高だった去年と同じ0.55倍で、5年連続で0.5を上回った。
全日制及び定時制の入学願書の受付は2月13日(火)から2月19日(月)まで行われ、入試は3月5日、合格発表は3月15日に行われる予定。