県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。
今回のストーリーは青森市出身でプロダクトデザイナーの熊谷有太郎のターニングポイント。

神奈川県横浜市にある株式会社ヨネノイデザイン。ここで熊谷はプロダクトデザイナーとして、イヤホンやヘッドホン、イスや精密機器など、人が日常で使うモノをデザインしている。

モノづくりが好きな少年

朝から晩までサッカーに熱中していたサッカー少年だった熊谷。しかしその反面、モノづくりが大好きだった。
熊谷
「何かモノを作ったり、版画の授業とかが大好きだったり、一度好きになったらとことんやるタイプでしたね」

ずっと続けていたサッカーだったが、高校1年の時にケガをしてサッカー部を退部。心にぽっかり穴が開き、何もやる気を見いだせなかった頃、ふと昔好きだったモノづくりを思い出す。
