青森県弘前市の津軽藩ねぷた村で毎年恒例の「干支ねぷた」の製作が始まりました。2024年の干支「辰」を題材に両手にリンゴを握りしめた「辰ねぷた」。

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弘前市の津軽藩ねぷた村で制作されています。津軽藩ねぷた村では金魚ねぷたをアレンジして作る「干支ねぷた」を毎年制作していて2023年で39年目を迎えました。緑を基調とした辰ねぷたは勇ましさを表現しつつ目元は可愛らしく描かれていて握りしめられているリンゴは2023年の猛暑で被害を受けたリンゴ農家へのエールが込められています。

津軽藩ねぷた村 檜山和大助役
「赤・緑・黄色といったねぷたによく使われる色を今回たくさん使いましたので龍は天高く昇っていくものでもありますのでどんどん来年は上り調子になるような1年になればいいという願いを込めています」

「辰ねぷた」は大中小の3種類があり津軽藩ねぷた村のほか青森市のアスパムなどで販売されています。