青森県八戸市の幼稚園の庭で初冬にかけて咲くサザンカの花が見ごろを迎えています。一方、種差海岸では季節外れの花が咲きました。
園児たちが見上げる先に咲いたのは冬の訪れを告げるサザンカです。八戸市田向の千葉幼稚園の中庭では毎年この時期サザンカが花を咲かせます。園内に白い彩りを添えた花は11月上旬に咲き始め、まもなく満開を迎える見込みです。
園児は
「きれいです。(お花は好き)好きです」
「きれいだった。白とかあった。おっきかった」
一方、種差海岸では季節外れの花が咲いています。初夏の花とされるニッコウキスゲです。11月10日に八戸工業大学の田中義幸教授がつぼみを発見し、翌日1輪の開花を確認しましたが詳しいことはわからないということです。初冬の景色に咲く初夏の花にシャッターを切る観光客の姿がありました。
兵庫県からの観光客は
「急に寒くなったのにこんな花が咲いたのが珍しくて面白いなと思います。青森の旅行は初めてなんですけどいい思い出ができたと思います」
県内は向こう1週間、平年より気温の高い日が多い予想ですが本格的な冬の訪れはそこまで近づいています。