各地でこの時期らしい冷え込みが続く中、アメダスの観測地点としては積雪・全国1位の5メートル66センチの記録をもつ青森市郊外の酸ヶ湯では14日、積雪が30センチを超えいつもの年の2倍に達しました。その酸ヶ湯温泉周辺の冬景色を取材しました。
【写真を見る】「すごいもう雪おなかいっぱい」積雪・全国1位の記録持つ青森市「酸ヶ湯」で積雪30cm超え 豪雪地帯で平年の2倍の雪
青森市酸ヶ湯の最高気温はマイナス1.2℃と14日で3日連続の真冬日となりました。
市川麻耶キャスター
「酸ヶ湯温泉周辺は一面雪で真っ白です。いまの積雪を調べてみますと…5センチあります」
標高約900メートルの酸ヶ湯温泉の駐車場では車に積もった雪をおろす観光客の姿が多く見られました。
千葉県からの観光客は
「すごいもう雪おなかいっぱい」
秋田県からの観光客は
「(車に)20センチは積もっていたと思います。もうあきらめていたから昨日来るときから結構降っていたから」
毎年訪れているという宮城県からの観光客は…。
宮城県からの観光客は
「去年よりはたしかに(雪の量は)多いと思う。去年はこんなに雪かきするくらいじゃなかった」
県内からの観光客でさえもこの雪の量には驚きです。
藤崎町からの観光客は
「来るときはそんなに積もっていなかったんですけど」
「積もりはじめのときに来てよかったねって言っていたらすごいことになっていた」
取材中には車が埋まってしまい動けなくなっている滋賀県からの観光客の姿も…
酸ヶ湯では14日午前10時に積雪が35センチとなり、この時期としては平年の2倍に達しました。
酸ヶ湯温泉 畑田素子支配人
「きょうはドカ雪が降って例年よりは11月にしてみれば多い感じです。雪がこんなに降っていると思っていなくて途中で迎えに行ってきたんですよ私、お客さんを。酸ヶ湯は豪雪地ですごく有名なところなので、この雪を見たい方ぜひいらしてください」
15日は次第に高気圧に覆われるため青森県内は久しぶりに青空が広がる見込みです。