6月5日に厚生労働省が発表した2023年の人口動態統計。青森県内の出生数は7年連続で減少し、過去最少を更新したほか、出生数と死亡数の差「自然増減数」は初めて1万5000人を超え、人口減少に歯止めがかかっていない状況が浮き彫りになりました。
また、全国的に少子化が進んでおり「合計特殊出生率」は、全ての都道府県で前の年を下回っています。
合計特殊出生率とは、1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す指標の1つです。
低い順で見てみると、最も低かったのは東京都の0.99で、全国で唯一「1」を下回りました。次いで北海道が1.06。宮城県が1.07となっています。