青森県階上町では13日、ブランド化を推進しているアブラメの生態調査が行われました。今回の調査では水中ドローンが活用されました。
階上町では2023年、5400匹のアブラメを放流していて13日はブランド化を推進する「はしかみブランドプロジェクトCompAss」が生態調査を実施しました。今回の調査は階上町小舟渡漁港で行われ、水中ドローンでアブラメの生態や漁場の状態が撮影されました。また、稚魚の中間育成している八戸水産高校の生徒も参加。水中生物や生息環境を映像で確認したほか港内や海底の清掃なども行いました。
八戸水産高校の生徒は
「アブラメ自体は見れなかったんですけど、こういったところの環境ゴミも少なかったですし、八戸にもいないような魚もいたので、いい体験ができたと思います」
階上町産業振興課水産グループ主事 南祐輔さん
アブラメがどういった所にいるのかというのが、生態調査が目的の漁場調査でもあるので、映像とかあとで解析したものをいただいて今後の最適な放流場所に繋げられるように活かしていければなと考えています」
階上町では11月中に2023年の放流場所である沖での水中調査を実施し今後のブランド化事業に関わるデータ収集を行う予定です。