東北ではめったに味わえないという「新感覚でクリーミー」なラーメンを提供する店が青森県つがる市にオープンした。日本各地で経験を積んだ店主が提供するのは、福岡県久留米の伝統技法「呼び戻し」で調整したスープで作るクリーミーな豚骨ラーメン。その味とは?ライスボールの実土里が取材した。

2023年4月、青森県つがる市にオープンした「麺屋 独虎」。
店のこだわりは、福岡県久留米の伝統技法「呼び戻し」で調整したスープを、青森県の人に合うようアレンジして作る、濃度はあるが豚骨の臭みが少ないという豚骨ラーメンだ。店主の澤田遼さんに話を聞いた。

「ラーメン屋向いているんじゃないか」父の言葉がきっかけだった

実土里
「なんでラーメン屋さんをやろうと思ったんですか?」

麺屋 独虎 澤田遼さん
「きっかけは17歳の時に、父から『お前の性格ならラーメン屋向いているんじゃないか』と言われて…」

父親からの言葉を受けた澤田さん、地元のラーメン店でアルバイトを始め、まかないで初めて食べた豚骨ラーメンに感動し、この道で生きていこうと決心。
その後は、関東や九州など日本各地で経験を積み、地元にUターンをしたタイミングで自分の店を出す予定がコロナ禍で断念。2023年4月、念願叶ってオープンした。

実土里「実際どうでした?やってみて」

麺屋 独虎 澤田さん「いや、天職だなと思います」

実土里「お父様の見る目はすごいですね」