文部科学省が発表した国公私立の小中高生による暴力行為では2022年度、青森県は1000人当たり17件と全国で2番目に多くなりました。
文部科学省は、国立・公立・私立の小中高校で児童・生徒の問題行動を毎年調査しています。
それによりますと、青森県での暴力行為は2022年度は生徒同士や器物損壊などをあわせて1911件となり前の年を568件上回りました。
1000人当たりの発生件数は17件で、全国平均の9.9件を大きく上回り、新潟県に次いで全国で2番目に多くなっています。
その要因について青森県教育委員会は、新型コロナの影響で中止されていた部活動や学校行事が再開したことに加え、学校側が早期に事態を把握して対応しているためとみています。