茶道の普及に向けた市民講座が17日、青森県青森市で開かれ、エッセイストの森下典子さんが茶道の魅力と稽古の心構えを伝えました。
市民講座を開いたのは、茶道の継承と普及活動を行っている表千家同門会で、およそ250人が受講しました。17日はエッセイストで、茶道を題材にした映画の原作者でもある森下典子さんが講師を務め、自らも40年以上続けている茶道から学んだことなどを伝えました。
※エッセイスト森下典子さん
「わざと効率の悪い稽古を一つやっておくというのは生きていくなかでなにかを豊かにするし、人生の画素数が上がる物のように感じる」
受講した人たちは、森下さんの話に耳を傾け、あらためて茶道の魅力を感じるとともに稽古に取り組む姿勢などを参考にしていました。