約15年ぶりの高値となっているガソリン価格がさらに上昇しました。青森県内のレギュラーガソリンは、1リットル177円を突破し、過去9番目の高値です。

資源エネルギー庁のまとめでは、8月14日時点の青森県内のレギュラーガソリンは177.4円で、前の週から1円値上がりし、13週連続の上昇となりました。
これに伴い、ハイオクガソリンは188.5円に、灯油は116.9円に値上がりしています。

一方で、レギュラーガソリンの全国平均価格は181.9円で、青森県は岩手県に次ぐ2番目の安値です。石油情報センターでは一般論としながらも、青森県のガソリンスタンドではタイヤ交換や販売、冬場の灯油配達もあるため、ガソリン価格の競争が激しいとしています。
それでも過去9番目の高さは家計に及ぼす影響も大きく、政府の石油元売り各社への補助金も来月末には終了することから、来週も「値上がり」するとみられています。