青森県十和田湖周辺の山にタケノコ採りに入り、行方がわからなくなっていた青森市の70代の夫婦が遺体で見つかりました。警察の捜索が終了した7月初め、民間の捜索隊が遺体を発見し、その後身元が確定しました。

遺体で見つかったのは、青森市浜田の相内治光さん当時75歳と妻の悦子さん当時74歳です。ともに十和田湖北側の御鼻部山展望台から北東へ約2.6キロ入った山中で親族からの依頼を受けた民間の捜索隊が発見しました。6月21日に相内さんの家を訪れた娘が「タケノコ採りへ出かける」というメモを見つけ、2人が遭難した可能性があることがわかり警察が捜索をしていました。

しかし、2人は見つからず6月23日に捜索が打ち切られたため親族が民間の捜索隊に捜索を依頼。7月2日に悦子さん、4日に治光さんの遺体が見つかり、その後身元が確定しました。警察によりますと、2人の遺体に目立った外傷はないものの、死因は特定できなかったということです。