県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったその時、どのような思いや決意があったのでしょうか。今日のストーリーは八戸市出身でチンドン芸能社の女将・永田美香さん。

チンドン芸能社(2007年創業)はお店の開店披露や各種イベント・アトラクションで、チンドン太鼓と呼ばれる楽器を鳴らしながら、広告宣伝をいろんな町で行っている。
3人兄弟だった永田は音楽好きの父親の影響で、3人全員ブラスバンドで楽器を演奏していた。

永田「姉がサックスで、弟がトランペットだったんですけど、(私は)小さい頃から体が大きかったので、そのまま自然とユーフォニウムという楽器を持たされるっていう。できれば音楽よりも絵の方をやりたかったんですよ」

高校2年のときに進学コースだった永田は、入りたかった美術コースの方へ度々足を運んでいた。そのときに知り合った友達に誘われて作ったのが演劇部。
その演劇部で、高校の演劇コンクールに初出場し、思わぬ才能を開花させる。
