13日に5人が死亡した青森県六戸町の住宅火災で、警察は、火元の住人家族と親戚関係にある男性の自宅から、灯油やガソリンとみられる液体を押収したことがわかりました。
13日未明、六戸町の十文字利美さんの住宅が全焼した火事では、見つかった5人の遺体のうち4人が十文字さんの家族で、残る1人が近くに住む92歳の親戚の男性と見られてます。警察はこの男性の自宅や車の捜索を14日に終え、これまでに男性の自宅からガソリンやエンジンオイルとみられる液体を、車の中からは液体が半分ほど入ったポリタンクを押収したということです。また、火事のあった前日に男性がホームセンタで懐中電灯と電池を購入していたことも新たに分かったということです。男性は農作業に使うため、自宅や車に燃料を保管していた可能性もあるため、警察は押収品と火事との関連を慎重に調べる方針です。