青森県知事選への立候補に向けてむつ市の宮下宗一郎市長が3月3日で辞職する意向を示していることを受け、むつ市議会は8日、予算案の審議を先に行い、一般質問は副市長が担うと決めました。

むつ市議会の議会運営委員会は8日、新年度予算案の審議を優先させるため、予算審査特別委員会のあとに一般質問を行う入れ替え案を採用することを賛成多数で決めました。宮下市長は6月の知事選への立候補を表明し、むつ市の新年度予算を成立させて3月3日に辞職する意向を議会に伝えています。市長不在での一般質問は、川西伸二副市長が答弁を担います。

※むつ市議会議会運営委員会 佐賀英生委員長
「自分が予算に責任を持ちたいという意志が市長にあるので、ここで一回もんでOKした」

2月20日に開会予定の3月定例議会の日程は調整中で、15日の議会運営委員会で決定されます。青森県知事選には青森市長の小野寺晃彦氏も立候補を表明しています。