青森市議会議員選挙の投開票まであと約1か月に迫るなか、市議会の議員定数を「4」削減することが決まりました。

異例の選挙戦は、11月1日に告示されます。

青森市の9月定例市議会最終日の29日、焦点になったのは議員定数を現在の「32」から4減らして「28」とする条例改正案です。

改正案を提出した最大会派の自民クラブは、現在の定数を決めた2019年と比べて人口が1割ほど減ったことを理由にあげています。

これに対し、反対する議員3人が質疑をしました。

議論になったのは、なぜ告示まで1か月に迫るなかで採決するのかです。

青森市議会 立憲民主・社民会派 蛯名和子 議員
「自民クラブの提案は議員定数のあり方を考えることであったのに、議員同士の議論なしにいきなり4人減の28人とする議員定数を削減する条例案が出されたこと、事前に本案の提案理由についての説明がなかったことなどに疑義があります」

これに対して、自民クラブの中田靖人 議員は、2025年2月の市議会各派代表者会議で定数削減の議論を提案したとくり返しました。

青森市議会 自民クラブ会派 中田靖人 議員
「蛯名さんの会派(立憲民主・社民)は、(2025年2月は)協議には応じるという話でございました。そのほか、もう一つの会派も協議に応じるということでしたが、それ以外の会派は誰もそれに必要性を感じないと。もしくは、やる意味がないという発言もあって、協議すら整わなかったというのが事実であります」

議員定数の削減は、4年後の選挙に向けた議論でもいいのではないかという声も上がりましたが、採決の結果、賛成18、反対12の賛成多数で可決されました。

自民クラブと創青会に加え、公明党の全員と市民クラブの一部が賛成したことが採決の結果を分けた形です。

青森市議会の定数は、旧浪岡町と合併した2005年は46人で、その後2006年、11年、19年と定数は減ってきました。

新たな定数28の議席を争う青森市議選は11月1日に告示され、11月8日に投開票が行われます。

【写真を見る】

※リンクから画像をご確認いただけます。