青森県の新たな公共交通計画をまとめるための課題が浮き彫りになりました。
ローカル鉄道では従業員の高齢化が進み、「津軽鉄道」では50代以上の従業員が全体の8割を超えています。
県地域交通戦略会議は、再来年度に始まる県の新たな公共交通計画に反映させるために設置されていて、26日は、ローカル鉄道の担当者が現状や課題を説明しました。
このうち、「津軽鉄道」では従業員の高齢化が進んでいて、50代以上の従業員の割合は9年前の2016年度末は34%だったのに対して、昨年度末は81%にまで上がり、対策が急務となっています。
また、「弘南鉄道」も同様の問題を抱えていて、運転士13人のうち12人が50代以上になっているということです。
県は、2040年の地域公共交通のあるべき姿として、担い手不足や財源など5つの課題を示していて、今後より具体的に議論をする方針です。
県地域交通戦略会議 吉田樹 委員長(福島大学教授)
「大きな病院も統廃合が進んでくる可能性が予見されますし、高校の数も変わってくることも予見されるなかで、市町にまたがるような移動をどう確保していくのか。一方で、それに至る身近な生活の範囲での移動をどう確保していくのか。その二層で考えていかなれければいけない」
この会議では、報告書案を年内にまとめる予定です。
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