20日の地震について、専門家は2025年12月に発生した青森県東方沖地震との関連性を調べながら、三陸沖は地震の多発地帯だとして警戒を呼びかけています。

地震や津波について研究する弘前大学大学院の前田拓人 教授。
20日の地震と関連している可能性を指摘するのは、2025年12月に発生した青森県東方沖地震です。

日本の周辺では、陸側と海側のプレートが重なっていて、海側は陸側に1年あたり数cmほど沈み込むとされています。東方沖地震では、海側のプレートが耐えきれずに跳ね上がる「プレート境界型地震」が発生したと見られています。

弘前大学大学院 前田拓人 教授
「今回の地震はプレート境界型地震で、青森県東方沖地震と同じメカニズムで、(両方とも)東北地方に東から西に向かって沈み込んでいるプレートの境界がずれて動いた。マグニチュードも、去年12月の地震がMw7.5。今回はMw7.4ということで、同じくらいの大きさの断層がずれ動いた地震だったと思います」

三陸沖は、地震の多発地帯とされています。
1896年の明治三陸地震、1968年の十勝沖地震、1994年の三陸はるか沖地震が発生しています。

このため、前田教授は今後も警戒する必要があるとしています。

弘前大学大学院 前田拓人 教授
「地震の多発地帯。地震はどこでも起きると言われるが、起きやすいところはプレートの境界とはっきり定まっている。最も警戒すべきはそのあたり。三陸沖ということです」

後発地震注意情報では、1週間程度、巨大地震への備えを進めるように求められています。

①ハザードマップや避難場所・経路の確認。②家族とあらかじめ安否を確認するための連絡方法や集合場所を決めておくことも大切です。また、③非常持ち出し品の準備、④家具を固定して転倒を防ぐこと。さらに、特別な備えとして⑤すぐに逃げられる態勢で寝ること。⑥仕事中や外出する時も非常持ち出し品を常に携帯することもあげられています。

後発地震は必ず起きるというものではありませんが、地震が起きてから準備するのでは間に合いません。いまできる備えを進めてください。

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