冬の厳しい吹雪や吹き溜まりから道路の安全を守る「防雪柵」の設置が、青森県弘前市の国道沿いではじまりました。

秋晴れの岩木山を背景に防雪柵の設置が行われているのは、弘前市の国道7号沿いです。

本格的な設置作業は今週はじまり、委託を受けた作業員は柱の間に鉄製の板をはめ込んでいきます。板の重さは20kg以上。高さ4mの柱にのぼり、ロープを使って引き上げる力仕事です。

30日は、秋晴れの温かい日差しを受け、額に汗をにじませながらの作業となりました。

作業する人
「きょうは晴れて良かったと思う。雨や風が強いと危ないので、休みをとりながら作業している」

午前8時から日の入りまでの作業で、1日約200mの防雪柵を設置し、本格的に雪が降る前の設置完了を目指します。