八戸市の種差海岸にそびえ立つマイルポスト。有志が遺構保存協議会を立ち上げ、2月20日から劣化が進んでいる部分を補強する工事をしています。ポストの高さは5メートルありますが、このほど、先端部分が破損していることがわかりました。破損した部分は、ポストから10メートルほど離れた場所に落ちていました。折れたのは鉄筋コンクリート製の柱で、長さは約3メートルありました。

※マイルポスト遺構保存協議会 中村昭則代表
「情報提供があり、来てみたら転がっていたからびっくりした。3・11のときに折れたという方もいますが、その前から折れていたという方もいてはっきり確定していない。いろいろ調べます」

マイルポストは、戦前に船の速度を測るために作られたとされています。現在残っているのは種差海岸にある2本です。このうち、鮫角灯台のそばにあるポストはほとんど破損はなく、長さは約8メートルありました。
これに対して、破損が判明したのは海岸線にあるマイルポストです。海風が強く吹き付ける場所で、老朽化が進んだものと見られます。この場所は国立公園の中にあり現状の色や形を変えることはできないため、いまは破損したポストに触れず残った部分を補強しています。