続いてはターニングポイントです。県外で活躍する青森県民を紹介します。
人生の転機となったその時、どんな思いや決意があったのでしょうか、ご覧ください。


…青森から全国そして世界へ。今日のストーリーは青森市にゆかりがある広告制作プロデューサー工藤朝幸


現在アメリカを拠点に様々な大手企業の広告に関する制作をプロデュース
俳優の渡辺謙などをはじめとする著名人との付き合いも多い。
工藤家の末っ子、朝幸は兄や姉から受けた影響が現在の自分を作り出していた。

「これは僕が小学校6年ときにうちのお姉ちゃんにギターを教えてもらって、一番最初は吉田拓郎さんの夏休みっていう歌だったんですけど、“ヌキテパ”っていうところで今回のインタビューをさせてもらってるんですけれど、この絵は兄の絵なんです…。


あんまり『先を見て』とかって言わないで、好きなことをずっとやらしてくれる親でした。こうしなさい、ああしなさいってのはほとんどなかった」

東京まで洋服を買いに行ったり、興味のあることには全て飛びついた。確信のない自信に満ちあふれていた頃。
その自信は木っ端微塵に砕かれる。


「青森高校を受けたんですよ。何にも勉強しないんで。そりゃ落ちますよね。落ちて浪人っていう人生を1年送ったんですよ。人生ってうまくいかないこともあるんだと思って。それまでもう何でも自由にやらせてもらってたんで。」

翌年、高校に無事入学


卒業後はすぐにアメリカに留学していた姉のもとへ
そこで新たな自分と出会う。