資源エネルギー庁が発表した12月1日時点の青森県内のガソリン1リットルあたりの平均小売価格は161.7円で、前週の調査より3.6円値下がりしました。

暫定税率廃止に向けた政府の補助金拡充の効果を受け、値下がりは3週連続。161円台に乗せるのは2022年8月以来で、約3年半ぶりの安値水準です。

政府は年末の暫定税率廃止に向け、急激な価格変動や買い控えを抑えるため、
段階的に補助金を拡充する移行措置を取っていて、ガソリンへの補助金を11月13日から15円に、11月27日には20円に引き上げていました。

石油の価格調査を行っている石油情報センターによりますと、
メーカーの卸価格が下がっていることや、前週の補助金増額分がまだ価格に反映しきっていないことなどから、来週も値下がりと予想しています。

また、補助金は12月11日にも引き上げられ、暫定税率による上乗せ分と同水準の25.1円になることから、年末までに150円台まで下がると見ています。

また青森県内の灯油価格(店頭)は、前週より0.1円値下がりし、1リットル当たり118円でした。