日本海側を中心に各地を結んだ北前船がどんな食文化を伝えたかについてスポットをあてたフォーラムが青森県青森市で開かれました。
23日のフォーラムでは北前船の歴史に詳しい青森、野辺地、深浦、それに鰺ヶ沢の研究者らが講演しました。
北前船は日用品や特産品を届けるだけでなく食や祭りの文化も伝えていて貴重な資料を基にそれぞれの特徴を解説しました。
※北前船日本遺産推進協議会遺産価値創造プロデューサー 高野宏康さん
「全国52の日本遺産認定地をすべて訪問しているが青森県内の取り組みは全国トップクラスだと言える。積極的に発信していくことで(観光客が)たくさん来てくれることになるし北前船との関わりが知られていくきっかけにもなるのではないか」
フォーラムでは、くじら餅が京菓子として鰺ヶ沢に伝わった後、青森市浅虫に展開されたことも披露され、訪れた人たちは北前船による食の歴史に理解を深めていました。












