自分たちで開催した学生映画祭

木村文洋さん
「大学の先輩と学生映画祭というのやっていて、国内と海外の学生映画を集めて上映していました」

フィルムからデジタルに変わり始め、撮影がより手軽にできるようになったことで、自分が作りたい映画というものを改めて考えた。その答えが、日本人が抱える課題や社会問題。

木村文洋さん
「山形市で開催される“山形国際ドキュメンタリー映画祭”というのがあって、そこに行ったのが結構大きかったんですけれども、これから日本が向かっていく時代や課題に、ビデオカメラでもいいからカメラを向けていった方がいいんじゃないかなと思った」

大学卒業後は、フリーターをしながら映画の構想を練っていた。そんな中、別の映画制作の現場を手伝っている時期に出会った人が、自分の映画の道しるべとなる。