弘前市の観光宿泊施設「星と森のロマントピア」が1日から休業し、36年の歴史に一区切りとなりました。
弘前市の観光宿泊施設「星と森のロマントピア」の敷地内にある天文台「銀河」です。休業前、最後の夜となった31日は、県内外から約80人が訪れました。
「星と森のロマントピア」は弘前市に合併する前の旧相馬村が1989年に開業しましたが、収支の悪化で11月からスキー場を除く全ての施設が休業することになりました。
31日は曇り空で星を見られませんでしたが、来館者は休業前最後の施設見学を楽しんでいました。
来館者
「表現できないくらい寂しい。いつかできるだけ早いうちにもう一回やってもらいたい」
ホテルでは1日朝、従業員がフロントに集まり、宿泊者を見送りました。
ホテルは休業が発表されてから予約が相次ぎ、最終日の31日は全29室が満室となりました。
宿泊客も従業員と写真を撮るなどして、施設の休業を惜しみます。
横浜市からの宿泊客
「すごく残念。ぜひ再開してほしい」
大黒谷猛 総括マネージャー(勤続30年)
「やっぱり寂しい気持ち。30年あっという間だった」
地元の人たちに長年親しまれてきた「星と森のロマントピア」は36年の歴史に一区切りとなりました。












