コメの取引記録を保存しなかったとして、青森県十和田市のコメ販売業者の社長らが書類送検されました。

米トレーサビリティ法違反の疑いで書類送検されたのは、十和田市の米穀販売業者と58歳の男性社長、それにコメを集荷していた自営業の49歳の男性です。

コメの取引では、流通ルートを速やかに特定するため産地や取引が行われた年月日などを3年間保存することが義務づけられています。

今回書類送検された十和田市の業者とその社長は、2022年10月に飼料用米の取引記録3件を保存していなかった疑いです。

また、自営業の男性は3年前に行った主食用米の取引記録50件を保存していなかった疑いです。

2人はいずれも容疑を認めているということです。

米トレーサビリティ法違反の疑いで立件されるのは県内で初めてです。