野菜や出汁(だし)のうま味を使って塩分を抑え、健康寿命を伸ばそうと、青森県五所川原市で料理イベントが開かれました。
イベントでは、青森県の「だし活+(プラス)だす活アンバサダー」で料理研究家の大原千鶴さんが、県産食材を使った減塩レシピを紹介しました。
「だし活」は、出汁のうま味を活用した減塩、「だす活」は、野菜の成分で余分な塩分を排出しようという活動です。
23日、大原さんが4品を調理しながら、ネギの両面に切り込みを入れることで味がしみこみ減塩につながることなどをアドバイスしました。
※参加した人
「すごくこれがおいしい。ちょっと足りないというところを塩を足してしまっていたけど、そういうところをやめるだけでいいんだと思った」
※料理研究家 大原千鶴さん
「野菜の味とか素材の味を感じる癖をつけてもらうと減塩に非常に役に立つと思う。続けられる範囲の工夫というのをちょっとやっていただきたい」
2016年の調査で、青森県民の約7割が1日の食塩摂取の目標値を2.5グラム上回っているため、青森県は「だし活」「だす活」を推進しています。このイベントは黒石市と十和田市でも開かれます。