青森県平川市の猿賀公園で「ハスの花」が見頃を迎えていて、池一面に咲き誇る淡いピンクの大輪の花が、訪れた人を楽しませています。
猿賀公園にある1万5000平方メートルほどの広さのある「鏡ヶ池」では、淡いピンク色のハスの花が咲き誇り、見頃を迎えています。
猿賀公園のハスは「和蓮」と呼ばれる品種で、根元から1.5mほど伸びた茎の先に大輪の花を咲かせます。群生地としては国内の北限とされています。
7月初旬に咲き始めたハスの花は、早朝に花びらを咲かせ、昼過ぎにはしぼむサイクルを4日間かけて繰り返します。最後の4日目は、夕方まで咲き続けて花びらを落として散っていくとされています。
公園に訪れた人たちは、池の中央の胸肩神社につながる赤い橋を渡って、花の近くで観賞するなどして風景を楽しんでいました。
訪れた人は
「いつも毎年見に来ている。朝早くパンとはじける音がするのが楽しみ」
「丈が長いハスは見たことがない。花も大きいしすばらしい」
平川市観光協会によりますと、ハスの花は9月上旬まで花を咲かせますが、見頃は盆前までということです。
また、公園では8月17日まで「蓮の花まつり」が開かれていて、期間中はさまざまなイベントや、フォトコンテストが行われます。