青森県内では、この半年間にクマの出没が相次ぎ、目撃件数は2024年を100件以上、上回っています。1日は、平川市の田んぼに体長1m30cmのクマ1頭が出没し、猟友会が駆除しました。

飛び跳ねるように動くクマ、その後、建物の中へと姿を消しました。

1日午後4時過ぎ、平川市大光寺で「田んぼの中をクマが走っている」と市に通報がありました。その後、田んぼでクマ1頭がいるのが見つかり、猟友会に駆除されました。

駆除されたのは体長1m30cm・体重120kgのメスのクマです。

付近の人
「射殺されたと町内放送で入った。だからひと安心と思った」

1日は黒石市でも『箱わな』で体長1m、推定3歳のメスのクマが捕獲されました。

市は6月中旬から市内12か所に『箱わな』を設置していて、6月24日にはオスのクマが捕獲されています。

県によりますと、2025年はクマの出没が冬から相次ぎ、6月末までの半年間で433件と2024年の同じ時期より110件多くなっています。