太平洋沖で操業する商業捕鯨が青森県内の漁港を拠点に1日から始まっていて6日、むつ市の漁港に今シーズン初となるクジラが水揚げされました。
水揚げされたのは体長7.7メートル、重さ4.3トンのメスのミンククジラです。
宮城県石巻市の「鮎川捕鯨」の第三大勝丸が6日午前11時15分ごろに、むつ市の大畑漁港から東北東に約48キロの太平洋沖で捕獲しました。
県内では、1日から、日本小型捕鯨協会に所属する4隻の船が大畑漁港を拠点として太平洋沖での商業捕鯨を行っていました。
水揚げされるのは、6日が初めてです。
※鮎川捕鯨・伊藤信之社長
「下北半島で捕れるクジラは大きい。脂がのっているいいクジラなのできょうのクジラいいと思っている」
6日に水揚げされたクジラは、7日以降、全国各地の市場へ出荷されるということです。