青森県むつ市は、水産業の担い手確保や水産物の高付加価値化を図るため、水産振興の柱を検討するプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトでは、漁業関係者や地元との対話を通じて水産振興の目指す姿に向けた取り組み行うとしていて、事業費については国から全額補助を受ける予定だということです。
市では、今後実施する予定の様々な取り組みを通して水産業の担い手の確保のほか、水産物の高付加価値化や販路拡大などにつなげたいとしています。
むつ市 山本知也 市長
「しっかりと漁業を続けられる環境を作っていくことが大事だと思うので、そこに向かって取り組んでいきたい」
市によりますと、今年度は500万円ずつの補助金を受け、大畑漁港で小形のサバをいけすの中で大型化させる「港内蓄養」などに取り組むほか、脇野沢漁港では名物の焼き干しの「加工体験ツアー」などを実施する予定です。