大相撲の元小結・阿武咲、打越奎也さんが故郷の青森県中泊町で引退慰労会に出席しました。

29日の引退慰労会には町内外からおよそ270人が集まりました。打越さんは、高校を中退して角界入りすると阿武咲の四股名で活躍、去年12月の引退までおよそ8年間、関取の地位を守り、最高位は小結まで番付をあげました。

※元小結・阿武咲 打越奎也さん
「第2の人生 違う土俵にはなりますが、皆様に教えていただいたことを大事にこれからもまっすぐ生きていきたいと思います。本当にありがとうございました」

町民からは12年間の現役生活を労う声が聞かれました。

※中泊町民
「私にすれば孫ですね。帰ってくればすごくかわいくて好きなものを食べさせてあげて、好きなシジミをいつも送ってあげて、本当に宝物です」

打越さんは4月から横浜市で馬油を取り扱う企業で働くということです。