青森市では、雪の重みで建物の倒壊の危険性が高まっている空き家の解体に市が着手しました。市内で解体の代執行が行われるのは初めてです。

島元萌々子 記者
「代執行が行われるこちらの空き家は、雪の重みで壁が崩れ、中がむき出しとなっています」

行政による解体作業が始まったのは、青森市茶屋町にある築約50年の木造2階建ての空き家です。

市は倒壊の恐れがあるため、2022年に「特定空き家」に認定し、勧告を行ってきましたが所有者が応じず、法律に基づいて緊急代執行に踏み切りました。

2月上旬には、雪の重みで一部が倒壊していて、近隣住民からの情報もあって、16日は市から委託を受けた業者が空き家周辺の除雪などを行いました。

近隣住民は
「先週土曜日に壁が出てきて。(家の前まで)落ちた物がきたら怖いし、風で飛んできたら怖いと思っていたので、ほっとしています」

市内に16件ある「特定空き家」のうち、緊急代執行を行うのは今回が初めてです。

青森市都市整備部 中井諒介 部長
「雪の重みで家屋の倒壊が進みかけていたということもあり、この際、緊急代執行という形になった次第。(危険な空き家があれば)市の窓口に相談いただければ」

解体作業は1か月以上かかる予定で、費用は所有者に請求されます。