2024年8月に同僚の隊員に暴行を加え、現金50万円を脅し取ったとして、海上自衛隊大湊地区隊は「護衛艦すずなみ」の海士長を懲戒免職としました。

懲戒免職となったのは、大湊基地を拠点とする「護衛艦すずなみ」の24歳の海士長です。

海上自衛隊によりますと、海士長は2024年8月、護衛艦の中で同僚隊員の胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、その後ATMから現金50万円を引き出させ、脅し取りました。

自衛隊の調べに対して、海士長は「同僚と一緒に遊びに行った際に多くの金と時間を費やしたことから取り返そうとした」と話しているということです。

護衛艦すずなみ艦長の木下優2等海佐は「社会人としての行動規範を自覚させ再発防止に努めます」とコメントしています。