官製談合事件があった青森県五所川原市は、市発注の建設工事について来年度から指名競争入札を原則、行わないことになりました。
五所川原市では、前の副市長らが有罪判決を受けた官製談合事件が明るみに出て、入札制度の見直しを検討してきました。
これまでは予定価格が130万円以上、3000万円未満の建設工事や50万円を超える建設関連業務の発注について、あらかじめ指名した事業者のみで行う指名競争入札を行ってきました。
ただ、入札制度の見直しの結果、来年度からは災害など緊急の時を除き、原則として指名競争入札は行わず、一般競争入札を行うことになりました。
入札に関する質問の受け付けを管財課に一本化するなど、再発防止に努めるとしています。
また、有罪判決を受けた前の副市長ら3人に対し、市は損害賠償請求を検討しているということです。