ダイヤルを回す「黒電話」や炭を入れて使う「アイロン」。こうした昔の品々に触れて地域の歴史や当時の生活を学ぼうと、青森県三沢市の小学生が古民家を訪れました。
三沢市立おおぞら小学校の3年生16人が訪れたのは、一戸実さんが家主を務める「おらどの家」です。
40年ほど前まで住んでいた以前の住居を移動して、地域の憩いの場として活用していて、20日は地域の歴史や当時の文化や校外学習で学びます。
一歩、足を踏み入れるとそこは昭和の暮らしにタイムスリップたかのよう。
ダイヤルを回す電話や独特な形をしたアイロン、分厚い奥行きのブラウン管式のテレビなどがあふれます。
こちらは、当時の人気スターのメンコです。
昭和世代には懐かしい空間は、平成生まれの子どもたちにとって初めて見るものばかりで、はんてんをまとって当時の生活に思いを馳せました。
この後、囲炉裏を囲んで一戸さんは、貧しいながらも楽しく暮らしていた当時の家族の様子を説明しました。
児童は
「昔のものって、すごいと思いました。節電とかして、電気をあまり使わないで火とかで灯りをつけてみたいと思いました」
「(携帯電話が無いのは)大変だと思います。今の電話は押してすぐできるけど昔の電話は回してやるから、ちょっと時間がかかるからです」
おらどの家 家主 一戸実さん
「この地域は特に子どもが少ない、いわゆる少子化・高齢化が進んでいる地域でもあるし、昔の方々の生活というものを体験して、それから次の人に伝えていくと、こういうふうになればいいなと思っています」
この活動を約30年続けている一戸さんは、地域と世代をつなぐ憩いの場をこれからも大事にしていきたいとしています。












