東京の『山の上ホテル』に入社 師匠との出会い

野呂和美さん
「最初に入ったお店が、昼が洋食で夜がイタリアンのホテル内のレストラン部門だったので、自分1人ではないチームの中に身を置く状況でした。
仕事できなくてもいい、知識なんかなくてもいい、正直に目を見て話して嘘をつかない、それをちゃんと地でやれと言われました。一生懸命やってる人間をちゃんと誰かが見てる、そしたら何かのときに絶対助けてくれるからと」
上司から教わったのは、生産者やお客さんなど人に感謝すること。


その後、『リストランテ・サバティーニ青山』で働いた。そして26歳の頃、念願のイタリアへ。