高校の部活動で学んだ礼儀の基本

何事にも一生懸命に打ち込む少年時代を送っていた野呂が、料理を好きになったきっかけは、親戚に振舞ったうどん。

野呂和美さん
「親戚のおばさんが家に来た時に、うどんを作って振るまったらすごくおいしいと言っていただいて、一生懸命作るとこれだけ喜んでいただけるんだと、それが料理をはじめるきっかけだったと思います」

高校はソフトテニス部。そこで礼儀などの基本を学んだ。

野呂和美さん
「高校のソフトテニスの先生が、これがまた熱血の方で。試合の後は使う前よりもきれいにして帰るとか、先方よりも先にしっかりあいさつするとか。精神論じゃないですけど非常に大切なものが詰まってる3年間だったと思いますね」

進学か就職か選択を迫られた際、就職の道へ。さらに大手企業か東京の老舗ホテルか選択を迫られ、老舗ホテルに道を決める。