あと5日に迫る「八戸えんぶり」の開幕に向けて、青森県八戸市では各組の練習が熱を帯びています。

五穀豊穣を祈る伝統行事「八戸えんぶり」。2025年は、34のえんぶり組が舞を披露します。

その1つ、中居林えんぶり組では2月2日から始めた稽古が、いま大詰めを迎えています。

参加する子供は、20人のうち半分近くが2025年に初めて参加するため、熱心に指導を受けながら「恵比寿舞」や「大黒舞」など祝福芸の動きを確かめていました。

子どもたちは
「楽しかった。タイを釣るところ」

「にこにこするところがむずかしくて、うまくできなかったです」

「八戸えんぶり」は2月17日に開幕したあと、各えんぶり組が20日まで勇壮な摺りを披露し、県南地方に春を呼び込みます。