この冬の豪雪へのチャリティーを兼ねた野球の大会が青森県藤崎町で行われました。子どもは「大谷グローブ」を使って楽しむ一方、大人は一投一打が募金額につながるため真剣勝負です。

この大会は藤崎町の小中学生とPTAが参加し2つのチームに分かれて行われました。子どもたちは大谷翔平選手から学校に贈呈された「大谷グローブ」を使ってのびのびとプレーする一方、大人たちの表情は真剣そのもの。

豪雪被害へのチャリティーを兼ねているため外野フェンスには「500円」や「1000円」の紙が掲げられています。

ヒットを打って募金!…といきたいところですが、中学生の速球に歯が立たない大人たち。

そうなれば募金は集まらないので、こんなルールを設けました。

大人たちはエラーや三振をする度に募金をして、緊張感のあるプレーを繰り広げました。

※募金した大人
「世のため人のため苦しんでいる人たちの糧になりたいと思います」
藤崎町連合PTA福士顕生会長
「青森の豪雪被害ということで地元にチャリティー野球の募金は寄付させていただきたいなと思って開催することにしました」

今回の大会では2万円ほどの募金が集まり今後、町に寄付され雪害の復興支援に入るということです。